例年5、6月は、巣立ちしたばかりの野鳥のヒナが地上にいることがありますが、ヒナは拾わないでください。これらのヒナは巣立ちのために巣から飛び出し、うまく飛べないため地上に降りたものです。巣立ち直後のヒナはあまり動きませんが、ほとんどの場合けがや病気ではなく、親が近くで見守っています。ヒナに近づくと親鳥は警戒してヒナのところにやってこられませんし、カラスなどは敵と勘違いし、人間を攻撃する場合もあります。ヒナがケガをしていることが明らかで放っておけないと判断されるような場合を除き、そのままにしておき拾わないでください。